ayumiko

殴り書きしかしてない

過去の私が今の私を乗っ取るとき

田舎って

やっぱりどこいったって繋がってるんですよね

同年代じゃなくても、どこいっても繋がりがある

同級生のお母さんがいたり親戚がいたりするんですよね


そしてやはり、田舎の人は人の情報収集が好きです

生活を覗かれているような気味悪さがあります

実際、誰にも喋ってないことでも
私が知らない人までもが私のことを知っている

それもまた陰湿なくらいに

どこまでもついてくる…

監視するかのように


村レベルの土地ではよくあることでしょうか






傷つけられるのが当たり前だった、なにを言ってもやってもやらなくても意地悪された

その場にいる全員で団結して崖から突き落とされるような
やってもいないことで陥れられるような

味方が誰もいないような

毎日


私にとっては戦場でした


あの頭に拳銃をつきつけられるような恐怖の連続(の感覚)は
忘れられません


忘れられないといったはものの
あまりにショックだった「出来事」って
なにがあったか忘れません?

でもどういう類のことをされた言われたというのは覚えていて

そのときの自分の感情とか、体の感覚とか、視界に入っていたものとかは鮮明に覚えていて


頭の中でその感情と情景が溢れて
最近涙が止まらないのです(いや主に鼻水か)



親にも言えませんでした


当時親からも死ねと言われていたから言えませんでした


なにか勇気を振り絞って相談しても
「そんなことw🤣」
と若干呆れ(馬鹿にされ?)笑いされながら言われてしまうので言えませんでした
その当時は私のことなど心底どうでもよかっただろうと感じます(たとえ今は違くても、そのときはそうだったと思います)


うちはお金がなくて、病院に連れて行ってほしいと言うのもかなり勇気がいるんですが、そのときもそんなかんじで笑われてけっきょく連れて行ってくれなかったっけな
そんなことまで思い出される

なにか話しかけても一瞬睨むように見てふーん、または目を合わせず冷たい言葉をチクリ

そんなことまで思い出す思い出す思い出す…


思い出してしまう


母は悪い人ではないんですが…無自覚に人を傷つけるような人
人の心の機微に疎いのと、思ったことを悪意さえなければなんでも言っていいと思っているふしがある
あと世の中のことを知らない、物事を甘く見る
自分が経験したことしかわからない、考えようとしない
でもけっして心が汚い人ではないのです
自分が悪かったとわかったらちゃんと反省できる人ですし、自分が経験した辛さを人にぶつけようとする意地悪な人ではない、優しい人です



…でもほんとうにつらかったな




…いやいいのです

もう終わったことなんです

普段は忘れていられるんです


ただ、今は、思い出して思い出して
悲しい

9歳の自分がまだ心の中に住んでいて
ときどきこうして私を乗っ取るんです


自分の人生全部が、つらいことしかなかったような気になるのです



でも本当はそんなことはなくて、嫌なことがあったぶん、同情してくれた人も、優しくしてくれた人も、助けようとしてくれた人も、ずっとそばについていてくれた人もいます

嫌な目にあったからこそ、人の温かみを感じられる機会に恵まれたと思います

あの嫌なことがなかったら、こんなにいい思いはできなかったとさえ…思う

私の一生モノの宝物です



だけど悲しいときは
そういういいことも、頭では覚えてるのに心で忘れちゃう
悲しみ一色になる


これはいけない傾向だ





だけど何時間か後には、この、息をするのも苦しい状況からは考えられないほど
気持ちがすっきりしていたりするものなんですよね


これをあとから
うわ大騒ぎしてんなー
って笑いたい


今を凌いで生きていくこと

連続なのかもしれない
人生とは


なにかにすがりたくて、『たまねぎ』など意味のない言葉を検索かけてみたり
強迫観念のように前に進もうとしたり
私はなにに脅かされているのだろうか?
私自身にか?

そんな気がします


過去そのものではなく、過去の私に






見えない仲間と一緒に歩いていく気持ちを忘れず
愛された過去を忘れず

できるだけ腐らないように頑張ろう



人ってけっきょく
ずっとその場に留まってはいられない
思い出と生きていくしかないのだから



つらいことがある人
許せないことがある人
トラウマに支配されている人
わけもわからず涙する人


きっとどっかで誰かも
同じ気持ちで夜眠れない人だっているよね


なんだかこういう理由で眠れないときは
この地球にひとりぼっちになっちゃったみたいな気になるけど


がんばろ…


人生がんばろ



この地球には仲間がたくさんいるはずだ