ayumiko

殴り書きしかしてない

道化

「楽しみだね」とか「楽しそう」とか

いったいいつまで嘘をつけばいいの

 

 

欲しくない、おいしくない、興味ない、楽しくない

 

なんにもないや

喜びが

 

 

楽しみじゃないけど、そうなりたいから

楽しみだねって言ってみる

けどいつもその期待を自分自身に裏切られる

 

空気みたいだよな

虚しいわ

嘘をついたぶんだけ

 

 

 

でも諦めたらそれこそ死ぬしかないじゃない?

 

本当に本当にそう思うのだけど

だから諦めないのだけれど

 

もうこんなにずっとだめで

「いつか」とか「希望」とか

もうそんなんないの

 

 

希望に満ち足りた予感というか、

そういう人間になれるはずだなんてもう思わない

 

ただふわっとでも高揚した気分になりたかった

 

それだけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長年、私は私に期待したくてこんなことをしているけれど

誰かがもってきた楽しげな話に楽しそうに演技して「楽しそうだね」というと

本気にされて話が本格的になってビビる

 

そして人は、「その気もないのに期待させんな」「自分のことをおちょくったのか」とでも言いたげな顔で

察して

私は

ああもう思い出したくもない

 

 

 

これではだめだと思うけれど

私だって

おもしろくないもんをおもしろくないですと生きるわけにはいかないし

じゃあどうすればいいのだろうな

なにもない人間は

 

 

 

 

太宰治人間失格ってあるじゃん

たぶんあそこまでじゃないけど、私もちょっと、葉蔵に共感してしまう

 

はじめて読んだとき衝撃を受けた

自分と似たような人も世の中にいるんじゃないかって、自分はそこまでおかしくないんじゃないかって

ちょっと希望感じたんだよな

 

 

まあ私は葉蔵ほど欠落してるわけでもないと思うけど(共感性はあるし。ただ、勝ちたいとか推したいとかそういう感情はわからない。)

 

いや、葉蔵は私より人間らしい部分があるよな

欲の方面というか

 

あ…じゃあ私のほうがやばいのかな

今になってなんか、あのとき感じた希望がゼロになったわ

 

もうほんとやめて…

 

 

いや、まだ大丈夫…私だってもともとこんな人間ではなかったんだから…

 

あ、じゃあもう治らないのかな…

 

 

あ……やめよう

こんなこと考えるの

 

 

考えたって治らない、腹痛になるだけだಥ_ಥ

 

嘘が本当になることを祈って生きるしかない

 

自分だけがおかしいのではないと信じながら

見えない同士と一緒に生きてくつもりで…

それでしか自分慰められないよ