ayumiko

殴り書きしかしてない

愛のある目

びっくりしたの覚えてるんだ

びっくりしてなにも言えなかったの





学校の先生には、嫌な、最低な先生にもあったけど
いい先生にもあってたんだな


卒業式に私のところきてくれたり
クラスが変わっても心配してくれたり
他の誰にもかいてないのに私のテスト用紙の裏にメッセージかいてくれたり
担任でも学年主任でもないのに相談にのって励ましてくれたり
これもまた卒業式の日に声をかけてくれたり


私はある意味問題のある(めんどうな)生徒だったと思う
たぶん手間取らせてしまったし迷惑もかけたと思う




大人として
一人の子供に愛情をもってくれていたように思う



親が子を見るような目線みたいに感じた



それも知らないので想像でしかないけど…



親からも愛情をもらった経験のない私が
他人からの少しの愛情でも感じられたことが
それほど道を外すことなく今も生きている所以なのかもしれないと
今さらに思う


あのとき、ありがたいと思っていたのに情けなくて
疑問に思って戸惑って
言葉も発さなかったり
口数少なく頷いたり

それしかできなかったけど

本当はもっと感謝すべきだった




私の愚かさは
そういうとこだと思う


他人の愛を疑うところも
条件付きの愛しか理解できないところも
わかりかけたのに蓋をすることも
戸惑って身動きとることをやめることも
自分の気持ちをビビり散らかして表に出さないところも




「どうして私に話しかけるんだろう?
私と話したって時間の無駄ないのに」

「どうして私と友達でいてくれるんだろう?
私といたってなんの得もないのに」

「どうして私を気にかけてくれるんだろう?
私のこと気に掛ける義理もないのに」



そんなことばっかり
いつの時代も




ばかよね

でもね
バカなの

抗えないの




きっと見抜かれていたよね

子供のことなんて
手にとるようにわかるよね
大人やってからの方が長いんだものね






私、人間同士の付き合いは誰とでも対等だと思っていたの

でも違ったかもしれないね

学校の先生は
ストレスで当たり散らすこともあるけど
やっぱり優秀な人格者で
仙人みたいな人たちだったのかもしれない


敵わない、ね

(そりゃあそうだろうよ)