このブログで母のことたくさん愚痴ってるけど
それは今じゃもう過去の消えない呪いの話で
今はフラッシュバックに苦しんでいるだけでね
とりあえず現在進行系の悩みではないんですよね
つらかったのは2年前までの話
2年前、コロナが流行りだした何ヶ月かあとに大喧嘩をしたの
ストレス溜まってたときにまた「おまえみたいな人間が」って言われたから
どっかの糸がプツンと切れたように爆発したの
今までは我慢してたんだけど、今こいつに殺されることになってもいいから言おうって覚悟ができたからね
自分の命さえ投げ出す覚悟をもって、「本当に、失うものがなくなった人間は強いんだなぁ」って、噴火した頭のすみっこで思ったよ
自分がもうひとりいて、自分を眺めているような不思議なかんじだった
いつもはそいつが指示を出すのに、ただ見て呑気に考え事してるんだもの
結局二人して泣きながらした喧嘩は四時間にも及んだ
決着はつかなかったけど
そのときから母は丸くなったように思う
もともと怒ってないときは問題人物ってかんじではなかったんだけど
バカにされたと思い込むともうカーッとくるみたいでね、傍若無人な王様になって他人を否定し侮辱することしかできなくなるの
しかも問題解決への話ではなく人格否定をして喧嘩に勝とうとする卑怯さがあるの
自分がかわいすぎるんだよね
コンコンと諭せば理解したり反省できる人ではあるよ
だからそんなに悪い人間ではないんだよね
少なくとも人の不幸を願うような人間ではないし
ただ劣等感からの虚勢をはった自尊心が強すぎる、頭の回転が遅い、自分勝手、人を愛せない、だけというか、まあそんな人
社会の偉そうな俺様おじさんと同じようなもの(おじさんな上に俺様…文面にするとなんだか笑)
だったんだけれども
クズな発言をしなくなったの
(たまーには失言で有名な森なんとかさんっぽい発言もするけど昭和の価値観なんだから仕方ないのかもねー)
私が、
「傲慢にも程がある」
「おまえみたいな人間がっていうけど、おまえこそ〜そんな人間に言われたくない」
「自分は人から指摘されたことがなくしかもお前(私)より長く生きたからって理由で自分が正しくてお前が間違ってるって言うけど、他人はあんたを教育なんてしてくれないんだからそれは正しさの証明にはならない」
「人はあんたの都合なんて知らない、あんたのために生きてるんじゃない」
「人の話はきかないで決めつけてキレてくるくせに自分の話はきけと？何言ってんのかわかんねえわ」
とか色々言ったからかな
母の自尊心が削れてきたというか
身の程をわきまえだしたというか
そんなかんじはする
ちょっとかわいそうだけど
私は正直生きやすくなった
母は愛してるけど、母の罪を許せもしないで隠し続けて、自分を騙しながら、たまにもうひとりの鬼になった自分が出てきても殺しながら、そうして墓場まで持ってくつもりだったけど
やっぱり無理なんだね
こういうのぶつけないと憎しみが煮えて煮えて
こういうのが最悪事件になるのかなって思ったよ
だからここで爆発できてよかった
謝ってもらえなくてもすっきりしたし
(そこまでは期待してないし)
思い残すことはないってかんじ
わたしができることはしたんだから、あとはもう昇華するだけ
(また人格否定されたらぶり返すけどな)
時間はかかるだろうけれど
前に進めるかもしれないって思ったよ
相手にダメージは与えたい
楽になりたい
なら喧嘩するしかなかったのよね
今までかわいそうだと思って言わなかった
けど
思えば私、言う資格あったのよね
これだけ人生壊されて、病気にまでなって
なにより、
人に言ったことは
人からそっくりそのまま返されても文句は言えないはずだから
ていうか、返されなきゃいけないとさえ思うよ私は
自分がやられたことないと
わからないみたいだから
本当は新たな被害者をうまないために
もっとはやく
言えたらよかったんだけど
あの人は今まで小娘だったんだよ
母親になる資格なんてない
そしてきっと、その母に飼育された私もそうなんだろうね
虐待は繰り返すっていうし
実際母は自分の親からやられたことと同じことをそっくり私にやっていたのだし
自分はこんな母親にはならないと誓ったらしいのに、それでもやってしまうなんて
遺伝子には抗えないのかもね
そういう、血なのね
倫理感やらで難しいんだろうけど、
問題がある人の子供は審査なりして遺伝子変えられるようになったらいいのに
じゃなきゃ私、子供なんて産めないわ
どうせ私も
自分の未来を諦めるって
つらいね
何回、諦めてきただろう
こういう星の下に生まれたんだと
納得するしかないんだろうね
したくもないんだけどね
問題のある種は消えるしかないと
私は思うよ
それが世の中のためだって
きっと私も例に漏れない魂ですよね
でもね、まだ完全には諦めてないんだろうね
おかしいよな
なんの根拠もないし、しかも、私は意気込みのある人間でもないのに
そうか、これは願いなんだろうね
